仙台の提案型リフォーム専門 森のめぐみ工房ホームメイキングリフォーム事業部
今日は久々に爽やかな朝だな~ と感じました。 今年の天気はほんと異常ですね、湿気が多いときに一番気にしないとだめなのはカビです。 湿度も70%をこえれば発生してきますから、それ以下にするための除湿が必要です。 今日なんかは外の湿度が低いので、窓を全開にして換気しましょうね!
さて、今日から3回くらいにわけて二世帯住宅リフォームの施工事例を紹介していきます。 今年はリフォームのデザインコンテストに3件応募してみたのですが、改めて振り返ると3件とも二世帯住宅へのリフォームでした。 二世帯での暮らし方はご家庭によって千差万別、自分自身も親との同居経験がありますがいろんなことを体験しました。 実は住まわれる方の生活スタイルや個人の性格によってプランも変わるものです。 企画物ではあてはまらない一軒一軒それぞれへのプランニングが重要、仕上げやコーディネートに目がいきがちな昨今ですが、人生経験的なものが必要なジャンルと感じています。
今回のお客様は、30代前半の若い息子さんご夫婦と子供さん、ご主人の60代になるご両親です。 ご実家は築20年、これから維持管理のメンテナンスも発生するタイミングの木造在来住宅でした。 震災後の応急処理はしていたものの、二世帯化を考え大きな補修工事はしていない状態です。
どしっと落ち着いた住宅は当時の流行色ですね、黒い屋根にグレーのブリック調の外壁というコーディネートでした
玄関を入ると広い吹き抜けがある開放感のある設計です
大きな吹き抜けが建物中央にありますので、地震時に被害を受けていました
施工前の平面図
施工後の平面図
普通は二世帯住宅というと親世代の寝室を個室化しますが、今回はあえてしませんでした。 理由はご家族皆さまのコミュニケーションがすごくとれていること、昔ながらの大家族スタイルだったからです。 又、ご両親がベッドではなく布団なことからも部屋を広く使える理由の一つとなりました。
LDKと和室二間続きの大空間は、ご親戚皆さまが集まる場所として、お孫さんとご両親が遊ぶコミュニケーションの場としても大活躍です。
「個人のプライバシー」は大切ですが、いきすぎると家族の疎遠感につながることもあります。 「子育て」というキーワードからもリビングにみんなが集まる! 勉強場所やワークスペース的なものもリビングの一角にあるというのは良いものだと思ってプランをしています。
正確に言うと、二世帯で暮らす住宅ですがキッチンも共用でミニキッチンも二階につけていませんし、セカンドリビング的なものを提案には入れていませんので
「二世帯住宅」というジャンルには入らないのかもしれませんね。 いろんな定義はあるとは思いますが、二世帯で暮らすのだから二世帯住宅ということで♪
建物としては、中央に広い吹き抜けがある為、震災時には建物が大きくゆれて壁の被害箇所が多かったです。 今回目的の一つとして地震対策と恐怖心への対策もありました。
こちらに対しては壁のバランスを整えて、きれいに揺れるよう配慮しました。恐怖心に関しては、明るく開放的な雰囲気になるようなコーディネートと窓を対策に考えました。
それがどんなリフォームになったかというと~ ・・・
次回のお楽しみです ♪