自分史上最大の お客様DIYリフォーム①

自分もリフォームの仕事をはじめてから27年くらいになりますが、DIYというキーワードがメジャーになってしばらくなります。 テレビの番組でも、もはやその域こえてるでしょ!と思うものや、DIY女子という言葉がでたりと、いい時代になったなあ~ と思うこの頃です。 

今までも部分的にお客様がリフォーム工事に加わって頂く「DIYプラス」のリフォームはちょこちょことありましたが、今回は自分史上最大!のお客様ご夫婦参加の「DIYプラス」事例をご紹介したいと思います。 びっくりしますよ~  あ、私自身のDIYではなく、お客様がリフォーム工事にDIY参加したという内容です。

工事前の外観 築30年越えの木造在来工法の平屋。しばらく使われていなかった建物でした

工事前の台所写真 

茶の間~和室方向

初めて伺ったときには1部屋分の天井と床を解体されていらっしゃいました。 中古で購入された建物ですが、かなりの期間使われていなかったので、状況確認・診断は大切です。

お客様解体状況写真(茶の間10帖)

今回の計画は台所10帖と茶の間10帖、和室10帖2部屋の合わせて40帖分のスペースをワンフロア化。土間10帖を含む多目的LDKの大空間へのリフォームです。 

これから長くお住まいを使っていく計画なので、間取り変更という使い勝手だけではなく、劣化部分の補修というかつくりなおし(特に土台まわり)に注意しました。 というのも裏山からの雨水被害が大きかったからです。 建物まわりの排水状況が良くなく、湿気による床の劣化がすすんでいました。 

工事前の床下断熱材写真。 床下浸水があったと思われます。

いくら使いやすいお住まいへとリフォームしても、湿気対策ができなければだめだと思う部分ですね。建物の寿命をのばしてあげないと、見かけだけの工事ではいけません。

 今回のリフォームではお客様が本格的にDIY参加、主にうけもって頂いたパートは次の6つ。 


①解体

②壁の造作と塗装

③梁や木部の塗装

④収納まわりの造作

⑤照明配線・器具の取り付け

⑥床防蟻材の塗布

項目は6つですが、ボリュームは40帖分・・・ すんごい作業量です。 私たちと一緒になって理想の住まいづくりに取りくんで頂きました。 DIYならではの造作も登場してきます! 次回をお楽しみに~
 
その②が工事中、その③が工事後と今回の3部作予定です。 ポイントをクローズアップしたりしていきますね。 

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